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雑記やら拍手お返事やらSSやらを好き勝手に書いています。
2025/05
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情報を整理するため、Offlineページを新しく作りました。
なのにいつの間にかとらさんで通販が終わってました…ページを作った意味とは…!
拙い作品ではありますが、たくさんの方に手にとって頂けて幸せです。
以後はイベント頒布のみとなります。ご了承ください。
そういえば夏インテでお手伝いをしてくれた友人から「おまえのサークル名のAM4:00って何?推しカプの朝チュンって意味??」って言われたんですけど断固として違いますからね!!!
サークル名およびサイト名は好きなバンドの曲から考えたものです。朝チュンではない!
 
最近あまりにも更新しなさすぎるのでログ整理がてらTwitterの鍵垢にUPしていたSSを再掲しときます。
書いたはいいもののサイトに置いていいものかわからなくて一か月以上放置してました。
アスカガ前提ではありますがアスシン要素がありますのでご注意ください。
全然幸せな話じゃないです。むしろ胸糞悪いです。シンもカガリもかわいそうです。
閲覧後の苦情はお受付できませんのでご注意ください。
こんなんばっかり書いてるけどちゃんとアスカガ好きですよ!幸せな話も好きですよ!!
最近書いてる話が暗いものが多すぎて自分でもびっくりしてます。でもオフライン関係はだいたい明るい話(当社比)書いてるのでたぶん大丈夫です(?)

拍手[5回]



 
 来客を告げる機械音がして、おれがドアを開けると予想通りの人物が立っていた。
 逆に訪問者は予想外の人物が部屋から出てきたことに驚きを隠せずにいる。
「こんな夜更けになんの用ですか、アスハ代表?」
「シ、シン・・・・・・!? なんで、ここ・・・・・・」
「アスラン・ザラの部屋で合ってますよ。今はシャワー浴びてますけど」
 アスハは動揺した様子でおれを凝視する。そういえば今おれは上にシャツ一枚しか来てないんだっけ。ズボンは履いてるけど、素肌にシャツだけっていうあからさまな格好の男が恋人の部屋から出てきたらそりゃあびびるよな。
 アスハはテレビの中とかだといつも偉そうにはきはき喋るのに、おれの前だと相変わらずこうだ。余程前の戦争中のことを気にしているのか、バツの悪そうに肩を縮こまらせる様は、どうしようもなく燗にさわる。
 おれはそんなにやさしくないんだ。そこまで怯えられると、追い打ちかけたくなるだろ?
「なんだ。アスランに抱かれにきたんですか?」
「なっ──そんなんじゃ、」
 図星だろうに慌てて否定しようとするアスハの言葉をおれは遮る。
「知ってますよ。あんた、アスランに抱かれてるんだってな。いち国家元首がひとりの軍人に依存しっぱなし、愛人よろしく使ってるなんてたいそうなご身分じゃないか」
「ち、ちがう! 私はっ!」
 身をすくませ普段の威勢の欠片も見せず後ずさるアスハをさらに糾弾しようとすると、後ろから強い力で肩を掴まれた。
 おれを押しのけて前に出たのは険しい顔をしたアスランだ。シャワーを出たばかりだろうに濡れた髪を拭いもせずアスハとの間に入り、じろりとおれを睨みつける。
「よせ、シン。いくらおまえでもそれ以上は許さないぞ」
「アスラン・・・・・・」
 唐突に現れ味方をしたアスランに、アスハがすがるような目を向ける。それにアスランは安心させるように笑んだ。
 おれがいるのに構いもせずに。馬鹿馬鹿しいったらない。
「・・・・・・わかりましたよ。ったく、准将どのは代表に甘すぎるんじゃないですか」
「シン」
 おれが嫌味ったらしく言うと、アスランは低い声で咎めてきた。しかしすぐにアスハのほうを向く。
「すまないカガリ。後で説明するよ。何か用があるんだろう? 中に入ってくれ」
 アスランが背に手を添えて優しく導くと、アスハはおずおずと部屋に入った。おれのほうを決して見ないように目を逸らして横を通り過ぎる。その後ろにアスランが続く。
 二人の背を見送ってから、おれはむしゃくしゃするまま頭をかきむしった。
「じゃ、おれは帰りますんでどうぞごゆっくり」
「その格好で帰るつもりなのか?」
「男子寮だから別にいいでしょ。おれなんかよりその人を気にかけてやったらどうですか」
 それだけ言い捨てるとおれはアスランの部屋を出た。ドアを閉めきる直前、未だに不安そうにしているアスハをなだめるように抱きしめるアスランが見える。
 ──さっきまでおれと寝てたくせに、その手であんたは女を抱くのか。
 そう吐き捨てたくなる最低な気分だった。
 アスランにとっちゃおれとのことなんて所詮遊びだ。いくら部下を抱く手が優しかろうと、あの人の本命はあの女だから。
 あの人はあの女以外を決して見ないし、あの女に何かあればおれなんて一瞬のうちに捨てるのだろう。そんなこと知ってる。
 知ってておれはアスランに近づいたんだから。
 そこまでしておれに何の得があるのか──そんなのおれにだってわからない。
 ただ気遣わしげにアスハを見やるアスランと、おれを見て怯えきっていたあの女の目が脳裏をちらついて離れなかった。
 
 ああ──イライラする。
 
***
 
すみません石投げないでください。
三つ巴が好きすぎてついにアスシンカガとかいうニッチな方面に手を出し始めました。アスカガが好き!シンちゃんが好き!アスランが気になって仕方ないけどカガリはあんまり好きじゃないシンも好き!→じゃあ混ぜればいいんじゃね?っていうとんでもない方向転換してます。混ぜるな危険。
こんな感じでシンがカガリへの感情をさらにこじらせる話とかいつか書いてみたい。
実はアスシンアスも好きなんですよ…これだから腐女子上がりのカプ厨は…。
そしてアスシン+アスカガな話はもうひとつあったりします。これよりもアスシン要素が強いものです。まだ公開していませんが、そのうちどこかにUPするかもしれません。
 
自分で書いておきながらこんな話がどこに需要あるんだろうなぁ…(遠い目)

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プロフィール
管理人:柳瀬
居住地:関西
最近カラオケで種のPVを見たことをきっかけに10年ぶりにうっかりアスカガが再燃した出戻り野郎。

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