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雑記やら拍手お返事やらSSやらを好き勝手に書いています。
2025/05
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アスカガ運命の出会いおめでとう!!!!
ふたりに出会えなければこうしてサイトを作って小説を書く楽しさも知りませんでした。きっとアスカガはいつになっても大好きです。いつ結婚してくれるんだろう!させるしかないのか!!
……とまあ、大遅刻でした。ごめんなさい。ちょっとばたばたしておりまして。
運命の出会い記念何もできなくて本当にすみません……大遅刻にはなりますがまたいつか何か書きたいな。
数日熱が下がらず咳が止まらないと思ったら某感染症でした。一回目の病院では分からなかったんですけれど、あまりに治らないので二回目行ったら検査結果に出ちゃいまして。変だと思ったら病院に行くの、大事ですね。
まだ薬は飲んでますが、だいぶ元気になってきました。
それとはまた別件で、明日からしばらくネット環境のないところにおかれるため、サイトとここの更新はできないと思います。三月末には帰ってきますので、そしたらまた構ってやってください!
 
そういえば。今サイトを改装しようと躍起になってます。
まだ開設して半年も経ってないのに……と思うところはありますが、だんだんHTML編集するのに慣れてきたので、もうちょっと使い勝手の良い仕様に変更しようかなと思いまして。
作品が増えてきたので、整理するならさっさとしないとあとで地獄を見るぞ!と友人からも言われまして……すでに種作品だけでも60作以上あるぞ。これ全部移すのか私。大丈夫か。今やらなきゃ二度とできないわ……!!
ただ、まーだまだ準備が終わってないので、移動完了するまでしばらくかかると思います。途中で諦める可能性もあり笑
もうちょっと小説ページの文字を大きくして見やすくしたいんですよね~。
スタイルシートのいじり方わからん。独学で頑張っております(´・ω・`)
 
運命の出会い記念は書けませんでしたが、先日書いたアスカガを一個投下しておきます。
護衛×代表です。アスランが風邪ひいてます。コーディネイターが風邪ひくのかって?ひいてください!看病イベントのために!!(暴論)
同意できる方はぜひ、続きからお読みください笑

拍手[13回]



 
 
「――こんなに悪化するまで放っておくなんて、おまえはやっぱり馬鹿だ」
 寝台のそばに立ったカガリが非難をこめてそう言ったので、アスランはバツが悪くて彼女の顔を見ることができなかった。
「しかも聞いたぞ。私には言う必要ない、ってメイドに口止めしてたんだって?」
「……それは……」
 アスランは今朝起きたときに体の不調を感じ、すぐに護衛の代理を申請すると共に使用人たちに口止めをし、療養のためにアスハ邸をあとにするつもりだった。しかし、朝食の席にアスランが現れないことと、メイドが困ったようにちらちらと見てくることから、異変を察知したカガリが先回りして彼をつかまえ、部屋のベッドに押し込んだのだ。
「コーディネイターだって風邪くらいひくだろ。そういうときこそ、人を頼らないでどうするんだ」
「……すまない」
 熱に浮かされた頭で、カガリを見上げる。彼女は不機嫌そうに口をへの字に結んでいたが、同時にひどく泣きそうな顔をしていた。
 そんな顔をさせたくないから知られたくなかったのに――とアスランは的外れなことを思う。
「なんでいつもいつも甘えてくれないんだよ……そんなに私は頼りないか?」
 カガリがくしゃりと顔を歪め、うなだれる。シーツの上で握り締められた拳が視界に入り、それにアスランは自分の手を重ねた。
「違う、カガリ……俺のせいなんだ」
 カガリが頼りないわけではない。そもそも、護衛という身分を得てそばにいられるだけで、十分彼女に甘えているのだ。しかしカガリはその程度では納得しない。アスランが体調不良を隠して仕事をこなしていたと知り、怒ると同時にひどく悲しんでいる。
 ――甘えたくないんじゃない。君の重荷になりたくないんだ。
 そう言ったら、きっとカガリは今よりもずっと怒り、泣くのだろう。だから彼は、今はただカガリが許してくれるのを待つしかなかった。
「――おまえがそうするのなら、私にも考えがある」
「カガリ……?」
「私がおまえを甘やかしてやる!」
 カガリが顔を上げ、大真面目に言い放った内容に、アスランは体のだるさも忘れてほうけてしまった。
「いいか、決めたぞ。おまえが治るまでうんと甘やかしてやるからな」
「……ええと……」
 どう反応していいかわからず戸惑うアスランをよそに、カガリがずいと顔を近づけてくる。それに彼は慌てて顔を背けた。
「こら、あまり近づくな……風邪がうつるから」
 マスクをしているとはいえ、コーディネイターのアスランですらかかった病だ。ナチュラルのカガリにうつってしまえば大変なことになる。彼女への配慮から出た行動だったが、それを拒絶ととらえたのか、カガリがむっと不機嫌になる気配がした。
「……私だって、アスランに甘えてほしいんだからなっ」
「なっ――」
 ふいにアスランの頬に冷たい手が触れたかと思うと、ぐいと引っ張られて向きを変えさせられた。仰向けになった彼の視界に入ったのは、金色。
 金の髪がアスランの顔に落ちてきて、マスク越しに口元に柔らかいものが触れる――それが何かわかったとたん、彼は目を見張った。
「カガリ――!?」
 アスランが驚いて身を起こす前に、カガリの手が伸びてきて寝台に縫い止められる。彼女はアスランの動きを遮るように掛け布団をかぶせると、そっぽを向いて少し距離をとった。アスランは困惑したまま彼女の背を見つめる。
「……直接して欲しかったら、さっさと治せよ」
「カガ、リ……」
 カガリの落ち着かない様子を見て、さっきの柔らかい感触がアスランの夢ではなかったことを実感する。
 ふたりが思いを通わせてからそれなりの月日が経ったけれども、口付けをしたことは数えるほどしかない。そしてそれらは全てアスランからしたものだった。カガリから行動に出てくれたのは、初めてなのだ。
 病気のつらさも忘れて思わず頬がゆるんでしまうのは、仕方のないことだった。今すぐ起き上がって彼女を抱き寄せたい衝動に駆られたけれども、それを渾身の理性でもって制すると、頑なにこちらを向こうとしないカガリの背に語り掛ける。
「……早く治すよ。だからカガリも、仕事がんばれ」
「――ん」
 小さく頷いた彼女の耳は、まだ赤かった。
 
 
***

Twitterの「フォロワーさんからいただいたセリフで小説を書く」というタグで、「なんでいつもいつも甘えてくれないんだ」という台詞をいただきまして。
アスランは絶対甘え下手だと思うので、カガリに甘え方を教えてもらってほしいです。そしてスキンシップ過剰になる笑
 
いつもいつもタイトル決めるのにひーこら言ってるんですけど、言い決め方ないですかねぇ……。
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プロフィール
管理人:柳瀬
居住地:関西
最近カラオケで種のPVを見たことをきっかけに10年ぶりにうっかりアスカガが再燃した出戻り野郎。

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