雑記やら拍手お返事やらSSやらを好き勝手に書いています。
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5000hit記念どうしようかなとか言ってる間に7000に達しそうですよハッハー!すみません!!
更新頻度もそんなに高くないのにいつもこの辺境のサイトへと足を運んで頂きありがとうございます。一万hitお礼は必ずやります。はい。
サイトに二月のログを8点UPしてきました。
まだ何点か収納しきれてないSSもあるので、随時更新していきます。
数えてみたら、二月だけで計20本小説書いてました。1000字未満のものから8000字以上のものまで質も量もまちまちですが、よく書いたなぁと思います…笑
こんなに書けるのはもうないと思いますが、ぼちぼち更新していくつもりなので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
それにしても、ログを整理してるときに「素肌に触れて(アスカガ初夜の話)」→「純情トラジェディー(カガリがアスランを押し倒す話)」→「アフロディーテの気まぐれ(女の子の日ネタ)」→「湯けむりの向こう(浴室での攻防戦)」が連続して出てきたときは、「私は一体何を書いてるんだ……」と頭を抱えたくなりました……笑
こう、もうちょっと中身のある話が書きたいな!!
続きから、先日Twitterに上げたSSを加筆修正したものを載せておきます。
今日サイトのほうにも載せたので、お好きなほうで閲覧ください。
更新頻度もそんなに高くないのにいつもこの辺境のサイトへと足を運んで頂きありがとうございます。一万hitお礼は必ずやります。はい。
サイトに二月のログを8点UPしてきました。
まだ何点か収納しきれてないSSもあるので、随時更新していきます。
数えてみたら、二月だけで計20本小説書いてました。1000字未満のものから8000字以上のものまで質も量もまちまちですが、よく書いたなぁと思います…笑
こんなに書けるのはもうないと思いますが、ぼちぼち更新していくつもりなので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
それにしても、ログを整理してるときに「素肌に触れて(アスカガ初夜の話)」→「純情トラジェディー(カガリがアスランを押し倒す話)」→「アフロディーテの気まぐれ(女の子の日ネタ)」→「湯けむりの向こう(浴室での攻防戦)」が連続して出てきたときは、「私は一体何を書いてるんだ……」と頭を抱えたくなりました……笑
こう、もうちょっと中身のある話が書きたいな!!
続きから、先日Twitterに上げたSSを加筆修正したものを載せておきます。
今日サイトのほうにも載せたので、お好きなほうで閲覧ください。
『おまえ、雪を見たことがないのか?』
かつてそう話したのは、二年前の大戦の最中、宇宙に浮かんだ三隻の艦の中でだった。
何気ない会話の中で、その単語が出たのだ。
『プラントで人工のものを降らせているのを見たことはあるが、天然のものはまだ。カガリは?』
『私は小さいころに雪国で見たぞ。お父様に連れられて行ったんだ』
綺麗だったぞ、と言ってカガリは笑った。
地球において雪という自然現象はただ鑑賞物として見るものではなく、時には人々の生活を脅かすほどの脅威になり得るものだ、とアスランはアカデミーで学んだのだが、カガリにとってはそうではないのだろう。あの無人島でスコールを浴びて「気持ち良い」と言って笑っていたように、彼女は自然を、大地を、あるがままに愛するのだ。
アスランが黙ったのをどうとったのか、カガリがふと彼に手を差し出した。
『いつか一緒に見に行こう、アスラン。地球を案内してやるから』
そしてまた、からりと笑う。
〝いつか一緒に〟――この状況の中、戦争の最中で、その言葉が、未来を仮定し願うことが、どれだけ難しく儚いものであるか、カガリにも分からないはずはないだろう。今一緒にいる人間が、明日もそばにいるとは限らない――この極限の宇宙で。
けれども、彼女は続けて言った。アスランに向けて小指を差し出して。
『アスラン、小指だせ。オーブの約束のおまじないだ。指切りって言って』
『指切り?』
『そうだ。約束しよう、いつか一緒に雪を見に行くって。ゆびきりげんまんー』
約束をするということ。それによって誓った未来が叶わなかったとき、ひどく胸を痛めることになること。そのことをアスランは身をもって知っていた。だから、反故にしてしまう可能性を――恐怖を、彼は捨て切れなかった。けれどもそのとき、アスランは素直に指を差し出した。
ただ、カガリとなら、そんな約束をしてみたいと――共に未来を夢見ていたいと、思ってしまったから。
「カガリ、雪だ」
灰色の空から白くはらはらと降ってくるそれを、やはりアスランは綺麗なものだとは思えなかった。
雪が降る。
戦場に。白い大地に着陸する〝ミネルバ〟に。
エンジェルダウン作戦の直後、アスランは〝ミネルバ〟の自室にこもりながら、窓越しにその光景を見ていた。
地球で雪を見ることは叶った。しかし、初めて雪を見るときは隣に――と願った少女の姿は今ない。約束は叶わなかったし、二年前の指切りももう意味をなさない。あの手に触れることもきっと、二度とない。
エンジェルダウン作戦が決行されて、彼女が乗った〝アークエンジェル〟はザフトの大部隊に襲撃された。応戦していた〝フリーダム〟はアスランの目の前でシンの駆る〝インパルス〟によって落とされ、ほぼ同時に〝アークエンジェル〟も〝ミネルバ〟の主砲を受けて海上で爆発した。
――アスランにとって最も大事な人間たちは喪われてしまった。他でもない、ザフトの手によって。
「カガリ……ッ!」
呻くように言って、拳を強く握り締める。激情のままそれを壁に叩きつけた。血が出るほどに唇を噛み締め、彼は壁に縋り付いたままずるずると床に座り込む。
涙はもう出なかった。
――カガリ、雪を見たよ。
西ユーラシアの、〝アークエンジェル〟と〝フリーダム〟の沈んだこの海で。
君のいない、この世界で――。
***
Twitterでフォロワーさんから貰った【セリフでSSを書く】というタグで「アスラン小指出せ。オーブの約束のおまじないだ。ゆびきりげんまんー」というセリフを頂き、書いたものです。
文字制限があるなかで書いたので表現不足が激しく、UPした当初は死ネタだと解釈された方が多かったのですが、カガリはちゃんと生きてます。
エンジェルダウン作戦直後~ジブラルタル到達までの話なので、アスランがカガリやキラが撃墜されて死んだと思い込んでいるだけで。
一応誤解を防ぐために加筆修正したのですが、大丈夫かな?
ジエッジだとここのシーンのアスランは泣いてましたね。そりゃそうだ……。
彼が一時期であれカガリやキラが死んだ状態で生きてたんだと思うと、色々考えてしまいます。
Twitterでフォロワーさんから貰った【セリフでSSを書く】というタグで「アスラン小指出せ。オーブの約束のおまじないだ。ゆびきりげんまんー」というセリフを頂き、書いたものです。
文字制限があるなかで書いたので表現不足が激しく、UPした当初は死ネタだと解釈された方が多かったのですが、カガリはちゃんと生きてます。
エンジェルダウン作戦直後~ジブラルタル到達までの話なので、アスランがカガリやキラが撃墜されて死んだと思い込んでいるだけで。
一応誤解を防ぐために加筆修正したのですが、大丈夫かな?
ジエッジだとここのシーンのアスランは泣いてましたね。そりゃそうだ……。
彼が一時期であれカガリやキラが死んだ状態で生きてたんだと思うと、色々考えてしまいます。
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